建築資産運用においては日々の施設環境を充実させ、資産価値を最大限に活かすことが重要です。建物の維持・管理・修繕や運営に関する個別のニーズを把握し、「安心・安全・快適・清潔」な施設環境を実現するソリューションを提供します。
ライフサイクルマネジメント(LCM)では、建物の長寿命化を図ります。事業企画の段階から、設計・建設・運営・解体まで、建物の生涯における維持管理費の最適化や資源・エネルギー消費の最小化、環境負荷の低減化、災害リスクの最小化等、広範囲にわたる様々な提案を実現化することで、「建物を永く使い続けたい」というクライアントのニーズに応えます。
事業活動では、突然の災害時でも特定の事業活動を継続することと、被災状態から通常業務を迅速に再開することが求められます。
事業継続計画支援では、災害時において想定される電力途絶、通信途絶、上下水途絶などのダメージを最小限に抑える「減災対策」から、目標復旧時間内に重要機能を回復させ業務の再開を実施する「復旧対策」まで必要な機能を総合的に判断し、最適な事業継続性能をご提案いたします。
調査・診断では、各分野の経験豊富な専門技術者が実績や技術力を活かして、業務を実施します。「建築企画調査」は、建築計画の基本条件となる情報収集を各分野の専門技術者が行い分析します。 「音響診断」は、防音・防振対策のほか、快適な音空間をつくる目標性能を提案します。 「建物劣化診断」は、建築・設備の劣化状況を調査し、適切な保全計画(短期・中長期)を提案します。 「アスベスト調査」は、書面調査やサンプリングによる成分分析を行い、状況に応じた建物の解体・改修時の対策を提案します。
大切な資産である建物が、大地震時においても壊れることがないか、壊れなくするためにはどのような補強を行えばよいかを、建物調査による技術報告から耐震補強設計まで一貫したプロセスでご提案いたします。