私たちの仕事に一人でできるものはありません。
山下設計ではすべての仕事にチームで取り組みます。年齢や経験が異なる社員どうしがチームを組み、各々が持てる力を最大に発揮することで設計の品質を上げ、クライアントが真に望む建築や都市空間の実現を目指します。
ここでは、皆さんが山下設計に入社してからする仕事を紹介します。
多くの設計の仕事はプロポーザルから始まります。
設計者としてクライアントに選ばれるためには、プロポーザルでの提案が受け入れられ評価されなければなりません。
山下設計では、入社1年目のときからプロポーザルの提案チームに入って、先輩たちと一緒にアイデア出しに参加します。
より良い評価につながるアイデアに年齢やキャリアは関係ないと私たちは考えるからです。
建築の設計にはいくつかのフェーズがあります。
クライアントが建てようとする建築の大まかなボリュームやデザインの方向性、法規上の制約や計画条件などを整理する企画設計、建築の基本的なデザインや機能を整理してクライアントに示す基本設計、クライアントが工事を発注できるように建築の詳細を検討し図面化する実施設計…。
山下設計では、これらすべてのフェーズにPM(プロジェクトマネージャー)と呼ばれるリーダーを中心としたチームで取り組みます。
若手はPS(プロジェクトスタッフ)としてチームに加わって、PMやPL(プロジェクトリーダー)から学びながら、共にクライアントとの打ち合わせやチーム内のディスカッションに参加して設計を完成させていきます。
建築設計は時代とともにその専門性が高まってきています。
そのため、外部のスペシャリストと協働するケースが増えてきています。
国内外の著名な建築家や設計事務所、高い技術力を持った専門家や企業との協働は、私たち自身の力を高めることにもつながります。
山下設計は若手を社内に閉じこめず、外部のスペシャリスト達と仕事をする機会をつくっていきます。
私たちのモットーはクライアントの良きパートナーになることです。
そしてクライアントがそのパートナーに求めるものは、そのプロジェクトを成功に導くための的確で力強いサポートであり、それをプロジェクト・マネジメントと言います。
山下設計は早い段階からプロジェクト・マネジメントの重要性に着目し、仕事をしてきた設計事務所の一つです。
建設プロジェクト全般の深い知識が必要なプロジェクト・マネジメントの仕事を、入社してすぐに担当することはありませんが、プロジェクト・マネジメントも若手社員の将来のキャリアモデルの一つとして考えることができるのが山下設計です。
工事は、設計図に表された建築を現実の世界につくり上げていく、いわば私たちの仕事の仕上げとも言える段階です。
この段階の私たちの仕事は監理です。監理は、建築が設計図の通りに実現されていくことを、クライアントに代わって確認し良い方向に導いていく仕事です。
監理の仕事をするには、設計や工事に精通している必要があります。経験の少ない若手には難しい仕事ではありますが、真摯に設計の仕事に取り組んでさえいれば自然にその力はついていくものです。
山下設計では、できるだけ早くその力を身につけてもらうように、入社1年目から参加できる工事現場での研修や勉強会を実施して、監理について学ぶ機会を多く設けています。
私たちには“設計事務所の財産は「人」である”という考えが根本にあります。
山下設計は、ワークライフバランス、人材育成などの制度やシステムづくりに早くから取り組み、今も時代に合わせて見直しつづけています。
また、女性にとっても働きやすい環境を整備しており、「えるぼし 認定段階2」に認定されています。
このような働く環境を重視する精神は、世代間や部門間のコミュニケーションを大切にするという社風にも表れています。
山下設計は、「人」=社員が持っている力を最大限に発揮できる環境づくりを常に考えつづける設計事務所です。