電気設備設計部/2018年入社
髙橋 寛
山下設計で病院設計に携わりたいという思いが入社した決め手でした。学生時代、私の祖父が入院していた病院がひどく重苦しい雰囲気で、元気なはずの私までその雰囲気にのみ込まれてしまいそうになりました。
当社は病院設計の実績が豊富です。私は学生時代に「人に癒しを与える光環境」を研究していたこともあり、病院設計に携わって、少しでも患者に安らぎを与えられる病院を設計したいという想いで入社を決めました。
入社後は病院設計を主に扱うチームに所属し、光環境のシミュレーションに力を入れつつ、総合的な電気設備設計を行っています。
入社して5つの病院設計に携わりました。光環境シミュレーションにより病室の自然採光や診察室、処置室等の光環境を検討しました。医師やスタッフの方々との打ち合わせ通して、明るく安らぎを与えられる環境を提案する過程では、設計者として自身の専門性を発揮することができたと感じています。そして、実際に施設を使う方々と直接対話し、よりよい施設を創り上げていくプロセスに「建築を創ること」の魅力を感じています。
最近では、電源システムを考えることに魅力を感じています。特に病院設計では、電源が落ちることが人の命に直接影響します。そのため自分の持つ技術によって人の命を守るという使命感を持って設計に臨むことにやりがいを感じています。各設備の重要性を誰にでもわかるよう的確に伝えらえる設計者を目指し、日々研鑽を重ねていきたいと思っています。
当社は部署内外問わず、風通しの良い職場だと思います。プロジェクトメンバーで大きな打ち合わせや納品を行った後は、みんなで飲みに行くのが通例です。色々なプロジェクトに携わりましたが、部署も年代も違うメンバーが集まってフラットに話せるので、部署内外問わず仲良くなりやすい雰囲気だと思います。気づくと会社内が知り合いばかりになっています。
また、新しいプロジェクトは部内で担当希望者を募ります。自分がやりたいプロジェクトに携われるチャンスが多く、積極性があれば自分を成長させることができる環境だと思います。
退勤後や休日に何をして過ごすかを明確に決めることがONとOFFの切り替えのコツだと思います。私の趣味はクライミングですが、「今日は仕事が終わったらジムでトレーニングするぞ」とか「次の週末はクライミングに行くぞ」と決めて、それまで一生懸命働き、退勤後や休日は仕事を忘れて楽しんでいます。
一人で複数のプロジェクトを掛け持ちすることも多いですが、先輩やプロジェクトメンバーとスケジュールを調整することで、定時退社日や有給休暇をしっかり確保できています。アウトドアや温泉で日々の疲れを癒したりして、充実したオフを過ごすことができています。