山下設計は、1928 年に山下寿郎によって開設され、2028 年に創立100 周年を迎えます。
創業者 山下寿郎が掲げた理念「クライアントへの誠実」は、
今も私たちのDNA として日々の活動の中に受け継がれています。
山下寿郎は「クライアント」を直接的な発注者だけではなく、
地域や社会など、その建築に求められる幅広い社会的要請も含めたものと定義しました。
創業100 年を迎えようとしている今、私たちはこのDNA を深化させ、
多彩なネットワークと多様なアイディアを掛け合わせることで、
これからも良質な未来を実現する新たな価値の創造に挑戦します。
私たちは YAMASHITA DNA の理念を共有し、
良質な未来社会を実現するための3 つの活動指針を定めました。
すべての建築プロジェクトはそれぞれ異なるニーズや背景を持ちます。
私たちは関係者のみなさまとの対話を重視し、その想いを具現化する
そこにしかない価値を提供します。
建築は地域や社会を構成する資産であり、地域や社会はその集積でつくられています。
私たちはそれぞれの地域や社会を支える歴史・文化・産業などの個性を大切にしながら、
設計を通して、持続性に優れた良質な地域・社会を実現するためのアイディアを提供します。
私たちは生態系や自然界のメカニズムを尊重し、地球環境の回復を目指します。
限られた資源に目を向け、再生可能材・エネルギーを活用し、
循環型社会に応える建築づくりに取り組みます。
現在、山下設計では2028 年の創立100 周年に向け、
建築設計の枠組みを一層拡張する新規サービスの提供などを視野に、
各種ワーキングなどを行っています。ここではその活動の一部を紹介します。